定期ゲを語りたい
この記事は定期ゲ・甲 Advent Calendar 2021 - Adventar 12日目の記事です。
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こんにちは。秋瑞てんです。不奇跡はお散歩日和という定期更新ミニゲームを運営している者です。去年は竹20日目に苦労話の記事を出しました。
今年も進捗報告の記事になりますが、よろしければお付き合いくださいませ。
定期ゲを語りたい
さて、今年の趣味の活動は大体、粛々と新作を開発しながら、休憩の間にTwitterをぼんやり眺めていました。たまに定期ゲの話題が出てくるとそれにぽつりぽつりと反応してアイデアを膨らませつつ、また作業に戻るサイクルを繰り返す毎日…。
10月に入った頃、「定期ゲ民を増やして盛り上げたい」のような何気ないツイートを見かけ。それに対し、ついいつもの癖で空リプしました。
今定期ゲ民を下手に増やすとインフラと運営が耐えられない定期ゲGMが軒並みぐちゃるのだ…
— 秋瑞 てん (@teamatsuti) 2021年10月2日
ポジティブなツイートにわざわざ返す言葉じゃなく、今では口に出してしまったことを後悔しているのですが、ただ、以前から不安になっていたことでした。
もし、万が一にも、最近有名に成り上がった数々のゲームような人口の増加をしたら、どうなってしまうだろう…と。
- 定期ゲはロールをする。ロールにはマナーがある。ガイドライン違反の対応が必要。
- チャット有の定期ゲは、チャットだけでも大きなサーバー負荷になる。
- 定期ゲのバッチ処理は、Webアプリにはあまり見ない特別な仕組みで、Webサーバに一時的に大きな負荷をかけるのでグレー。
どれか一つでも対応を誤ると、個人運営のゲームでは破綻してしまいます。ならば、GM同士で情報を共有できる会を作ろう。ということで、「定期ゲ研究会」というものを立ち上げました。
と、動機はこの通りなんですが、「定期ゲについて壁打ちできるDiscordサーバー」という体にしているので、特に活動強制とかはなく、ゆるーいものです。
希望者は研究室(チャンネル)を持ち、作っているゲームのこと、定期ゲのシステムについて、好きなことを話しています。色々な方の働きかけのおかげで、現在研究員は15名、総人数40人くらいのサーバーになりました。かの有名な定期ゲ・APゲのGMさんが勢ぞろいです。ありがたい!定期ゲ開発に興味のある方、語りたい方、お気軽にどうぞ!
AP制議論の話
何を話してるんだろうという方向けに、研究会の中でホットだった話題について振り返ってみます。特に熱かったのはAP制ゲームのシステムについてだったと思います。
メリットデメリットがいろいろ語られています。
まとめると、AP制には「暫く溜めておいて状況が動いたら使い始める後出し問題」と「大量のAPが蓄積してしまった時に動きづらい問題」があります。前者は定期制でも似たような問題があったと思います。
それに対するアイデアについて、1APの価値を下げる、配るタイミングを工夫する、色々出てきましたね。詳しくは研究会を覗いてみてください!(丸投げ)
定期ゲテンプレの話
それから研究会としてはこのお話もしておきたく。
定期ゲ研究会が出来て間もないころ、このアドカレで次々とハイレベルな開発技術の記事を投稿してくださっている( 'ω' )<)さんが、ついに定期APゲームのサンプルを作ってくださいました!(詳しくは11日目乙の記事で!)
私も触ってみましたが、セットアップは30分くらいでできました。(必要なソフトは最初から入れてあったとはいえ)すごい。これから定期ゲを作ってみたいと思った方は触ってみるのをおすすめします。研究会でもこのテンプレについては触れているので、お話すればさらに情報を得られる…かもしれません。
関連して、定期ゲを誰でも運営できるようにしたい、という試みは各所で進んでいるようです。かくいう私も例のミニゲームは異世界作成機能を持たせています。が、手詰まりを起こして今はその部分の機能を休止中です…(すみません…)。
定期ゲのサンプルを作ったり、定期ゲのプラットフォームを提供したりすることで、シナリオの数が増えて、もっと普及できると良いのですが…。
研究会の活動の話
そのほか、個人でやるより適当な集まりだからできそうなことをぽこぽこやってます。強制活動ではないので、基本活動を立ち上げた人1人だけでもやりきる覚悟は必要ですが。今までやったのは
ですね。2か月間の中では結構密な感じだったと思います。研究員の皆さん、本当にお疲れ様でした。
新作の話
余談ですが、先ほどフランベリーから新作の予告がありましたね。(ぜぇはぁ)
皆様お久しぶりです。新作の予告となります。「白黒事変」という定期+AP制ゲームを、来年秋ごろに開催予定です。以降、ゲームの説明をします。(1/5) pic.twitter.com/4315NsFR9M
— フランベリー@不奇跡世界運営 (@furanberry) 2021年12月11日
物語は、旅人がうっかり失ってしまった運命のサイコロをとある夢の中でのんびり直す、というものです。6つの面を直すために、6つのクエストにチャレンジします。(2/5) pic.twitter.com/uVO4g22QoU
— フランベリー@不奇跡世界運営 (@furanberry) 2021年12月11日
冒険の舞台はムジマと呼ばれる島で、この島を拠点に、海側と陸側で起こるクエストに向かいます。勢力として、旅人が所属するアルターと呼ばれる集団のほかに、ウェストとイースト及びナイトメアが存在しています。(3/5) pic.twitter.com/W8x78IOmbB
— フランベリー@不奇跡世界運営 (@furanberry) 2021年12月11日
さて、アルターは「白」と「黒」の2人組で行動することになります。「白」は旅人、「黒」は相棒になり、つまり参加時にキャラクターが2人必要になります。(4/5) pic.twitter.com/cmWqOimJMx
— フランベリー@不奇跡世界運営 (@furanberry) 2021年12月11日
開発の目途が立ったのでようやく情報公開ができました。なにしろここまで4回作り直しをしているので…。
世界観についてはツイートを眺めていただくとして、ポイントは4つ目のツイートの通り、参加には「白」と「黒」の2人分のキャラクターが必要になります。キャラメイクに必要な情報はサイトがオープンされたときに改めて説明しますので、今は「ふ~ん 2キャラ必要なんだな~」くらいの認識でいてください。
現在公開できる情報は以上になります。近いうちにシステム面の紹介ができるよう準備を進めています。どうぞよろしくお願いします(ぺこり(5/5)
— フランベリー@不奇跡世界運営 (@furanberry) 2021年12月11日
システム面は謎の機能がたくさんあります。お楽しみに。